ドクトルジバゴは
1965年のアメリカ映画で
今から58年前の作品になります。
3時間もの超大作を劇場で見る場合には
途中休憩時間が設けられています。
もちろん動画配信でも
intermission(休憩)は設けられていますが。
舞台はソビエト連邦、時代は第一次・
第二次世界大戦をへて
戦後まで。
冒頭に主人公ドクトルジバゴの
腹違いの兄イエヴグラフ・ジバゴと
ドクトルジバゴとラーラの娘
トーニャとの面会シーンがあり、
イエヴグラフ・ジバゴは
自分の姪かもしれない
トーニャに詩人の弟が
ラーラについて書いた
詩集を見せて
トーニャの実の父母について
お話をするのでした。
そしてしめくくりにもソ連邦将軍
イエヴグラフ・ジバゴとトーニャが
その実の父母の話を
し終わったところで
二人は別れます。
見送るイエヴグラフ・ジバゴの目には
ダムで働くトーニャとその恋人
そしてトーニャの背には
バラライカがあったのでした。
三角形をした胴体のロシアの楽器
バラライカは主人公ユーリ・ジバゴ
の母が亡くなった際に
ユーリが受け取った
唯一の遺産でした。
そのバラライカはユーリが
養父母グロムイコ夫妻のもとで
育ち医学生になり
そして医者になってからもずっと
彼の手元にありました。