ダンケルク

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クリストファー・ノーラン監督の作品

場所

この映画の舞台ダンケルクは

フランスとベルギーの国境付近にある

海に面した町だ。

はじめ

ノルマンデイー上陸作戦と

混同してその映画のことを思い出し

同じ作戦上のはなしかと思った。

しかしそれらは全く違う。

ノルマンデイー地方は

ダンケルクよりも南に位置する

海岸地帯だし

時間

ダンケルクの救出劇は1940年の

5月26日から6月四日での出来事で

ノルマンデイー上陸作戦は

1945年の話である。

ダンケルクの救出劇はダイナモ作戦とも呼ばれる。

それはイギリス海軍中将

バートラム・ラムゼーが計画し

ドーバー城の地下室にて

ダイナモ(発電機)を回しながら

チャーチルに説明したところから

そう呼ばれる。

ノルマンデイー作戦が

ナチスに占領されたフランスを

海から攻めるものであったのに対し

ダイナモ作戦は

ナチスに追い詰められた英仏連合軍を

陸から海へそしてイギリス本土へと

救出するものであった。

34万の英仏軍が救出されたという。

映画の中で英国海軍の船だけでなく

民間の船舶も徴用されて

ダンケルクの海岸に

やってくるシーンがある。

それを見たイギリス海軍将校が言う 

(マイホームだ)

その感情に似たものを

筆者は神戸の震災の時に体験した。

真っ暗な、地震で破壊された神戸の道に

救援物資を積んだ車の行列が延々と続き

(日本もまんざらではないな)

と感じたのは私だけではなかったろう。

しかし第二次世界大戦中の日本軍では

そのような救出作戦は

聞いたことがない。

この映画でも

救出の途中で多くの兵隊が死んでいく。

ドイツ軍と英国軍の

飛行機同士の空中戦もあったりするが

軍用機の飛ぶさまは

ある種の美しさを観ることができる。

しかし、

戦争とは殺し合いであるからして、

多くの若者が戦争で死んでいくのは

悲劇でしかない。

2017年のイギリス映画で

監督のクリストファ・ノーランは

イギリス人の父と

アメリカ人の母に生まれ両国の国籍を持つという。

こういう映画を作るには

兵隊役の大量のエキストラや

軍用船や一般商船、軍用機などを

飛ばすなど相当の金がかかるだろう。

制作費は一億ドル、興行収益は五億ドルと言われる。

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